北朝鮮の朴義春外相=15日、モスクワ(聯合)
北朝鮮の朴義春外相=15日、モスクワ(聯合)
【モスクワ16日聯合】北朝鮮とロシアが伝統的友好協力関係を再確認した。朴義春(パク・ウィチュン)外相とラブロフ外相は15日にモスクワの外務省迎賓館で会談し、両国間の政治・経済・文化交流促進に合意した。
 ラブロフ外相は会談開始前のあいさつを通じ「両国民の利害に合わせ協力関係を増進していく」と述べた。両国関係は北東アジアの平和・安保維持において重要なものだとし、両国は国際舞台で緊密に協力していくと強調した。また、両国関係は2000年に締結した友好条約を土台に進展していると評価し、朴外相の訪問に対する答礼として、自身が来年、平壌を訪問すると明らかにした。

 昨年5月に就任して以来、初めてモスクワを訪れた朴外相は、「両国修好60周年を迎えてのロシアの歓待に感謝する。今後も友好的伝統を生かし、両国関係を発展させていく」と述べた。

 米国が北朝鮮のテロ支援国家指定を解除して間もなくの開催となったこの会談は、非公開で行われた。経済協力を含め北朝鮮核問題など、主要懸案について幅広く意見交換が行われたと伝えられた。また、北朝鮮はロシアの持続的な経済支援などを求めたという。当初は共同記者会見が予定されていたが、北朝鮮側が拒否したため実現されなかった。

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