同本部ががん患者の5年生存率を分析した結果、国家がん管理事業の後期にあたる2001年から2005年にかけ、がん生存率が初めて50%を超えた。前期(1996~2000年)の44%から大幅に向上した。同部関係者は「がん管理事業が体系化され、がん検診への認識が高まったため」と説明している。
また統計によると、2003年から2005年にかけての平均がん発生件数は13万2941件だった。男性が7万2952人、女性が5万9989人。平均寿命(男性75歳・女性82歳)に達するまでに、男性の31.9%、女性の25.5%ががんになっている計算だ。
年度別では2003年が12万4209件、2004年が13万2005件、2005年が14万2610件などで、がん発生件数は毎年増加をみせた。種類別では、胃がんが7万2827件で依然として最も多い。次いで肺がん、大腸がん、肝臓がん、乳がん、甲状腺がん、子宮頸(けい)がんなどが続いた。また食生活の変化に伴い、大腸がん、前立腺がん、甲状腺がん、乳がんなど欧米型のがんの発生率も高まっている。
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