【ソウル15日聯合】来年上半期に発行予定の10万ウォン紙幣について、韓国銀行が補助図案の変更を検討している。図案が変更される場合は発行がずれ込む見通しだ。
 韓国銀行の上層部関係者は15日、補助図案に選ばれた朝鮮全図「大東輿地図」(宝物第850号)が独島をめぐる議論を呼んでいることから,新たな図案を選定する可能性も念頭に置いていると明らかにした。図案変更が決まれば大東輿地図とともに裏面に描かれることになっていた蔚山の盤亀台岩刻画(国宝第285号)もほかのデザインに変わる可能性が高いと説明している。

 韓国銀行は昨年12月に10万ウォン札の肖像に独立運動家の金九(キム・グ)を、裏の図柄は平和、統一、繁栄をテーマに大東輿地図と盤亀台岩刻画を選定したが、大東輿地図の木版本に独島が描かれておらず図案素材として適切でないとの議論が起きたため、木版本をベースに筆写本の内容を考慮し独島を描き入れる方針を立てた。しかし、これに対しても木版本にない独島を描くのはやはり問題があるとの指摘が上がった。

 韓国銀行は今後検討を経て図案変更が確定した場合は、貨幣図案諮問委員会を構成し再び図案選定手続きを踏む予定だ。一方、5万ウォン紙幣は当初の予定通り来年上半期に発行する方針だ。

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