姜長官は、経常収支も10月からは黒字転換が予想されるなど相対的に安定した様相だと説明し、信用収縮の長期化による世界的な経済低迷の可能性に備えていると述べた。
また、米国発金融危機が世界に広がった状況で、先進国だけでなく開発途上国も含む世界的な政策対応が必要だと指摘し、ローチ会長に対し「現状は市場危機だけでなく指導力の危機でもあるため、すべての政策当局の積極的な共助対応が必要だ」と強く述べた。
国内銀行の外貨流動性状況については、通貨危機当時とは異なり、通貨・満期のミスマッチはなく安定的に管理していると説明した。ウィンケルリード社長はこれに関連し、海外借入市場が来年初めに開放される可能性があるとし、今は金利より流動性に重点を置いて長期資金を確保することが望ましいだろうと助言した。
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