10万人目の観光客となった夫婦には記念品が贈られた=15日、坡州(聯合)
10万人目の観光客となった夫婦には記念品が贈られた=15日、坡州(聯合)
【ソウル15日聯合】北朝鮮・金剛山観光が中断されてから3か月になるが、開城観光は順調で、観光客数は15日で延べ10万人を超えた。昨年12月5日に観光が開始してから10か月での達成。1日当たりの観光客数は平均370人、月平均は1万人で、外国人も約2600人が参加した。
 現代峨山は同日午前、開城観光出発地の都羅山の南北出入事務所で10万人突破の記念行事を行い、10万人目の観光客に記念品を渡した。この観光客は開城でも北朝鮮の職員から花束を贈られた。

 開城観光は朴淵瀑布や善竹橋、高麗博物館など由緒ある文化遺跡を1日で回ることができるという点で人気が高い。また、4月に始まった午後観光は、開城工業団地の入居企業や投資者が工業団地での行事と観光を同時に行えるとして好評だ。6月には観光客が月間最多の1万2168人を記録したが、7月に金剛山観光が中断した影響で、8月は7447人、9月には5770人にとどまりもした。

 一方、同社の趙建植(チョ・ゴンシク)社長は行事後に開城を訪れ、観光コースの安全施設と管理状況を点検する。

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