【ソウル14日聯合】ポスコは14日に投資家向け説明会(IR)を開き、第3四半期の業績を売上高8兆8130億ウォン(約7446億円)、営業利益1兆9840億ウォン、純利益1兆2190億ウォンと発表した。前四半期に比べ、売上高は18.2%、営業利益は5.3%それぞれ増加したものの、純利益は為替変動による損失や持分法による評価損などで17.4%減少した。連結ベースでは売上高11兆7350億ウォン、営業利益2兆1320億ウォンを計上した。
 第3四半期の粗鋼生産量は、生産性向上努力により前年同期比9.3%増の861万6000トンを記録。製品販売量も設備合理化への投資が完了し、市況好調が続いたことから前年同期比10.2%増の813万8000トンを記録した。

 ポスコは業績について、国内外の鉄鋼市況の好調が続いた上、前年同期に市況低迷で赤字を出したステンレス事業が今年は安定的な収益性を維持し、比較的良好な実績を達成したと述べた。また、コスト削減額が上半期に4000億ウォン以上を記録したのに続き、第3四半期にも1700億ウォンを超えたと説明している。

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