韓国とOPEC、石油協議会の定期開催に合意

【ソウル14日聯合】韓国が石油輸出国機構（OPEC）と石油問題に関する定期協議会を行う。外交通商部は14日、権鍾洛（クォン・ジョンラク）第1次官がオーストリア・ウィーンのOPEC本部でバドリ事務局長と会い、定期協議会を開くことで原則的に合意したと明らかにした。
　協議会の運営方式は実務協議で確定する予定だが、韓国・OPECともに、できるだけ来年上半期に韓国で第1回会議を行う方針だ。これに向け、韓国はバドリ事務局長の訪韓を要請した。定期協議会では、世界石油市場の見通しに関する意見・情報交換や政策協議などを進める。

　韓国は昨年8億7350万バレルの原油を買い入れた世界5位の原油輸入国で、原油輸入の8割をサウジアラビアやアラブ首長国連邦、クウェートなどOPEC加盟国に依存している。