【ソウル14日聯合】KTフリーテルは14日、日本の移動通信大手のNTTドコモと提携し、日本のモバイルゲーム市場に進出したと明らかにした。
 KTFは、ドコモの無線インターネットサービス「iモード」にモバイルゲームの公式サイト「ウルトラRPG DX」を開設し、パソコンゲームとしてヒットした「ファーランドサーガ」など12種類のロールプレイングゲーム(RPG)サービスをスタートした。

 KTFは、モバイルコンテンツの利用度が高い日本顧客の特性を考慮し、国内モバイルゲームのうち競争力の高いゲームから先にサービスを開始し、今後毎月3種以上のゲームを追加する予定だ。ゲームビル、ネクソンモバイル、モビクル、エンソニ、KTHなど30社余りのモバイルゲーム開発会社が、人気ゲームの日本ライセンスをKTFに提供することにしており、KTFは選定されたゲームの管理とマーケティングなど全般的な運営を担う。

 KTFはRPGゲームを皮切りに、ミニゲーム、スポーツゲームなどさまざまなジャンルのゲームサイトを順次オープンする予定だ。

 KTFと国内モバイルゲーム開発会社などは、年1000億円規模の日本モバイルゲーム市場に進出を果たしたことで新たな収益創出モデルをつくったといえる。KTFビジネス部門長の金基哲(キム・ギチョル)副社長は、「KTFを通じ、国内ゲーム業者らが結集し大規模で日本に進出したのは今回が初めてで意義深い」とし、韓日文化コンテンツ交流で両国の理解を深め、市場拡大に寄与する契機になるだろうと述べた。

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