【ソウル10日聯合】企画財政部の姜万洙(カン・マンス)長官が、11日から13日まで米ワシントンで開催される国際通貨基金(IMF)・世界銀行年次総会、主要20カ国財務相・中央銀行総裁会議(G20)、韓日財務相会談などに出席する。
 企画財政部が10日に明らかにしたところによると、姜長官は11日に開かれる韓日財務相会談で、国際金融危機のアジア拡大防止に向けた協力体制強化策について協議する予定だ。会談では800億ドル規模の共同基金造成を目標とするチェンマイ・イニシアチブの多角化や、景気鈍化に対応するための財政政策協力に関しても話し合う見通しだ。また、G20の特別会合にも出席し、最近の国際金融危機に関連し対応策を論議するほか、IMF専務理事との面談も予定されている。

 12日にはスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)やムーディーズなど格付け機関との面談や外信とのインタビューで、韓国経済の健全性と政策方向について積極的に説明し、海外投資家の不安と懸念を解消する計画だ。13日のIMF・世界銀行年次総会では基調演説を通じ最近の国際金融不安の対応策について提言し、主要議題である国際金融市場の動向と対応に関する論議に参加する。14日はニューヨークでHSBC、JPモルガン、クレディ・スイスなど世界の大手金融機関関係者らを対象とした懇談会を開催する予定だ。

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