【ワシントン9日聯合】米国務省のマコーマック報道官は9日の定例会見で、北朝鮮が黄海上での武力衝突を韓国側に警告したことに対し「北朝鮮は朝鮮半島の緊張を高める行動を中断すべき」だと促した。ミサイル発射実験に関しては自身が確認できる事案ではないとしながらも、国連安保理決議1718により、ミサイル関連活動が禁じられていることを改めて指摘したいと述べ、遠回しに追加発射実験の中止を求めた。
 寧辺核施設に対する国際原子力機関(IAEA)検証チームの立ち入りを禁じたと伝えられたことについては「遺憾すべき措置だが、元に戻すことはできる」と、原状回復措置を強調した。

 マコーマック報道官は、6カ国協議は行動対行動のプロセスだとし、「北朝鮮が(核検証問題に関する)義務を充足させれば、われわれも義務を履行する完璧(かんぺき)な準備ができていると述べ、従来の立場を重ねて強調した。

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