【ソウル8日聯合】統計庁が8日に発表した8月の小売販売額動向によると、小売販売額(経常額)は20兆2378億ウォン(約1兆4533億円)で、前年同月に比べ10.5%増加し、7月の12.3%に続き2けたの増加率を記録した。
 しかし、物価上昇率を除いた不変価格での販売額(前年同月比)は18兆3711億ウォンと前年同月比1.5%増にとどまった。6月のマイナス1.0%から7月は3.9%と増加に転じたが8月は再び減少した。

 主要商品群別の販売額をみると、車両用燃料(ガソリン、軽油、LPガス)が前年同月比27.3%増加したほか、化粧品・せっけん(17%)、医薬品・医療用品(13.9%)なども大幅に増え、非耐久財全体では15.9%の増加となった。衣類・履物(11.2%)、娯楽・趣味・スポーツ用品(8.1%)など準耐久財は13.2%増加したが、耐久財は乗用車(マイナス12.1%)、家電製品・コンピューター・通信機器(マイナス1.8%)などが振るわず、4.6%減少した。

 小売形態別では、大型小売店が8.7%、百貨店が12.8%、大型スーパーが6.7%、コンビニエンスストアが19.2%、無店舗販売が11.2%、それぞれ増加した。

Copyright 2008(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0