講演する金長官=8日、議政府(聯合)
講演する金長官=8日、議政府(聯合)
【議政府8日聯合】統一部の金夏中(キム・ハジュン)長官は8日、政府は北朝鮮に対し競争政策ではなく相生と共栄の政策を維持していると明らかにした。京畿道議政府市で行った特別講演のなかで述べたもの。
 金長官は、北朝鮮は3月末から一方的に当局間対話の中断を宣言し、韓国に対する非難を始めたが、韓国はこれに対応せず、決然と対処していると説明した。一部のメディアや政治家が、北朝鮮に対し強硬一辺倒の政策を取っていると叱責(しっせき)しているが、現政権発足後、相生と共栄の政策を維持していると述べ、北朝鮮との対話断絶は歴代のどの政権でもあったと強調した。

 また、南北対話の中断にもかかわらず人的往来は昨年の同期間に比べ39%増加し、貿易は16%、開城工業団地入居企業は80%増えていると説明。現政権発足後も、重要な経済協力事業はむしろ増加傾向にあると首長した。

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