【ソウル7日聯合)文化体育観光部は7日、同部の来年度(2009年1~12月)予算が2兆7672億ウォン(約2128億円)と策定されたと明らかにした。今年度の予算から1318億ウォン(5%)増額された。内訳は政府予算が1兆6174億ウォン、基金が1兆1498億ウォン。
 文化芸術部門は予算と基金を合わせて1兆968億100万ウォンが策定された。国立現代史博物館建設に向けた用地買い入れや設計などに220億ウォン、芸術の殿堂復旧に50億ウォン、学校文化芸術教育の活性化に315億ウォン、文化疎外地域対象の文化行事に218億ウォン、公共デザインの活性化に40億ウォン、「小さな図書館」造成事業に35億ウォンが用いられる。

 また、コンテンツ産業を戦略的に育成するための関連研究開発(R&D)事業に470億ウォン、次世代融合型コンテンツ事業の育成に145億ウォン、釜山映像センターの建設に116億ウォン、著作権の保護と教育に243億ウォン、出版産業の育成に180億ウォンなどを割り当てた。

 観光部門には合わせて8914億9100万ウォンが投じられる。全国166か所の文化観光資源開発に1548億ウォン、旧ソウル駅舎の観光資源化に50億ウォン、外国人観光客に向けた観光案内システム構築に243億ウォン、伝統文化観光資源化に56億ウォン、韓国観光イメージの構築に435億ウォンが用いられる。

 体育部門の予算と基金は合わせて5694億9300万ウォンと定められた。内訳は国民体育センターの建設が531億ウォン、運動場・生活体育施設支援が490億ウォン、国家代表総合トレーニング場の建設が344億ウォン、2011年大邱世界陸上選手権の支援が199億ウォン、2014年仁川アジア競技大会の支援が120億ウォン、障害者体育の支援が246億ウォンなど。

 このほか、ハングル文化館の造成やハングルの世界化に向けた基礎研究事業に15億ウォン、国家ブランド委員会の新設・運営に80億ウォン、グローバルゲームハブセンターの運営に70億ウォンなどが投じられる。

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