【ソウル7日聯合】政府は韓国に備蓄された米軍の戦争備蓄弾薬(WRSA)のうち、性能検証済みの25万9000トンを買い入れることで米国と合意した。代金の2700億ウォン(約205億円)は、現金の代わりにWRSAの輸送業務で代納する。軍消息筋が7日、こうした移譲交渉結果を明らかにした。買い入れ量はWRSAの半分弱だという。両国は来週、米国で開催する韓米定例安保協議会(SCM)で移譲合意案を発表した後、署名式を行う予定だ。
 米国は1974年から5年にわたり韓国にWRSAを導入・備蓄してきたが、歳月が経ち整備・管理に巨額の費用がかかるとの理由から、2005年にWRSAーK廃棄法を発効させた。WRSAの韓国配置はことし12月末に終了する。韓国が買い入れた残りについては、在韓米軍が使用したり国外に搬出する予定だが、戦略的な事情から拡散弾は2024年まで韓国で保管する。

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