献花式に参列したシャープ司令官と李泰植駐米大使=6日、ワシントン(聯合)
献花式に参列したシャープ司令官と李泰植駐米大使=6日、ワシントン(聯合)
【ワシントン6日聯合】シャープ韓米連合軍司令官兼在韓米軍司令官は6日、現在、韓米連合司令部が行使している戦時作戦統制権を韓国に移譲した後も、在韓米軍は現水準を維持することになるだろうと述べた。
 ワシントンで朝鮮戦争参戦記念碑への献花式に出席し、韓国特派員らに対し明らかにしたもの。ブッシュ大統領が言及したように、在韓米軍は「近い未来(foreseeable future)までは」現水準を維持するとした。「近い未来」がどの程度の時間を意味するのかとの質問には「作戦統制権の移譲が行われた後にも、かなりの期間」と説明した。

 これに先立ち、李明博(イ・ミョンバク)大統領は4月に訪米しブッシュ大統領と首脳会談を行った際、年内に在韓米軍規模を2万5000人まで削減するとした計画を変更し、2万8500人水準を維持することで合意している。

 シャープ司令官はまた、2012年の戦時作戦統制権移譲後も米軍は韓国を離れるのではないとし、両国間の連帯は依然、堅固な状態で残っていると述べた。韓国は作戦統制権を受け継ぎ韓国と韓国民を守り抜く十分な戦闘能力を保有しており、米国は韓国軍と肩を並べ側に立つと強調した。

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