頭取らは、外貨資産を売却し海外外貨建て預金を誘致するとともに、借入を中長期に回すなど、最悪の状況に備えていると説明した。また、ロシアが500億ドルの外貨準備高を個別銀行と企業に直接支援した例を挙げ、政府と韓国銀行がより積極的に十分な外貨供給に着手することを求めた。
一方政府は、銀行の自己救済努力を前提にあらゆる支援を確実に行うとの意思を明らかにし、各銀行頭取が実務対策を直接指揮し流動性確保に最大限努力するよう注文した。
この懇談会で、韓国銀行は買戻し条件付債券(RP)取引を通じた銀行準備金管理の緩和、通貨安定証券の柔軟な発行などで、流動性供給を図ると明らかにした。信用保証基金、技術信用保証基金の補充財源拡充なども話し合ったと伝えられた。
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