【ソウル6日聯合】韓国、日本、中国とタイなどアジア諸国が金融危機発生時に共同対処するため、800億ドル規模のアジア共同ファンド造成を加速化する見通しだ。
 企画財政部の申斉潤(シン・ジェユン)国際業務管理官は5日の記者懇談会で、5月の東南アジア諸国連合(ASEAN)プラス3(韓日中)財務相会議で合意したアジア共同ファンドの造成について、来年5月の会議を目標にしているが、加速化する計画だと明らかにした。

 800億ドルの具体的配分と議事決定構造問題などについてはまだ意見が一致していない状態だとしながら、800億ドルのファンド造成自体が速度を上げるということだけでも予防効果があると強調した。また、ASEAN側もファンド関連の話し合いに積極的に参加しており、来年には韓国がASEANプラス3財務相会議の議長国となるだけに、積極的に進めていくことができると説明した。

Copyright 2008(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0