【ソウル3日聯合】中国製品のメラミン含有問題の波紋が広がるなか、輸入品に関する安全管理が通関段階から強化される。
 関税庁は3日、輸入品の安全確保に向け輸入品の履歴管理システムを段階的に構築し、国民の健康・安全関連製品に対し通関上の確認手続きを強化する方針だと明らかにした。ひとまず海外製品の供給者から最終販売者まで輸入・流通取引の内訳を管理する履歴管理システムの構築を進める。1日から試験運用に入った牛肉を手始めに、安全管理システムの対象品目を拡大する計画だ。特に、飼料用や非食用で通関を通った後に食用として用いられるケースが多いことに注目、こうした懸念の高い品目を優先的に管理対象に含める。

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