【釜山3日聯合】釜山の外国人専用カジノ市場規模が急成長を続け、地域観光活性化を後押ししている。
 カジノ業界が3日に明らかにしたところによると、セブンラックカジノ釜山ロッテ店とパラダイスカジノ釜山の年初から9月末までの売上高は合わせて601億2500万ウォン(約51億円)で、前年同期比17.8%増加した。2006年同期間の売上高に比べると45.2%伸びている。釜山のカジノ市場は2006年6月にセブンラックカジノがオープンするまではパラダイスカジノが独占していたが、競争構図ができて以降、市場が急成長をみせている。

 2か所のカジノを利用した外国人観光客数も2006年1~9月の8万8300人から2007年同期間には12万4240人、今年は13万6310人と、2年間で54.4%増加した。カジノ利用客は一般観光客に比べ滞在期間が長いだけでなく、ショッピングなどに費やす金額もはるかに多く、地域の観光産業活性化や雇用創出を促していると、業界関係者は説明している。

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