両国は北朝鮮に対する米国のテロ支援国家指定解除と北朝鮮の核計画申告問題に対しても意見を交わし、今後協議を詰めることにした。柳長官は、近く6カ国協議韓国首席代表の金塾(キム・スク)朝鮮半島平和交渉本部長をロシアに送る予定だと説明している。
一方、ロシア訪問の成果のひとつに挙げられるロシアでの韓国企業専用埠頭(ふとう)建設に関しては、朝鮮半島と隣接したポシエト港を長期賃貸・開発し韓国物流基地にするため、国土海洋部長官がロシアの担当相と具体的な協議を行う方針だとした。ロシア産天然ガスを北朝鮮経由で国内に供給する案については、「南北ロの協力策を深く協議した。北朝鮮の立場次第で変数はあるものの、南北関係が改善されれば積極的に協議しなければならない」と述べた。
Copyright 2008(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0