完成車業界は8月に生産と輸出、内需が全面減少となったが、9月は輸出が小幅に増えた。ただ、賃上げ交渉関連の生産支障などが続き、内需市場ではおおむね不振となった。国内メーカー5社の先月の海外販売台数合計は30万8317台で、前月比で8.4%、前年同月比では3.4%増加した。これに対し、国内販売台数は7万7635台にとどまった。前月比で3.1%、前年同月比では14.6%の減少だ。
現代自動車は先月、国内で3万1449台、海外で15万8778台を販売した。前年同月との比較で、海外販売は13.1%増加したが、内需は35.3%の急減。これは、労使間の賃上げ交渉機関に発生した生産支障と、秋夕(旧盆)連休中の急務で、創業日数が減少したため。
ルノーサムスンも、海外では前年同期比121.1%増の8829台を販売したが、内需は前年に比べ13.6%少ない7777台にとどまった。国内外合わせて8950台を販売した双竜自動車も、前年同期と比較すると輸出は5.4%増えたものの、内需が20.6%減少している。
一方、GM大宇は賃上げ交渉の妥結で生産ラインが正常化し、先月の内需販売台数は前月比で60.8%、前年同月比で23.3%多い1万586台を記録した。輸出台数も前年同期比7.9%増の6万4169台となった。
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