【ソウル1日聯合】外交通商部の李惠民(イ・ヘミン)FTA交渉代表は1日の会見で、来週中に韓米自由貿易協定(FTA)の批准同意案を国会に提出する予定だと明らかにした。政府と与党間の協議も経て、必要な準備は終わった状態だと説明した。ただ、国会での処理時期については決まっていないとし、批准同意案を提出しても通常国会で処理されない可能性もあることを示唆した。
 先週に事実上妥結したインドとの経済貿易緊密化協定(CEPA)については、インドが日本、欧州連合(EU)と進めているFTA交渉が難航しているため、合意には時間がかかるとの見方を示した。ただ、合意に至れば韓国企業の先占効果が大きいと強調した。今回の交渉でインド側は、1年と3年、5年と8年かけ現行の関税を50%削減する案と、関税率を1または1.5%台に減らす案で韓国と合意した。これにより、国内企業の主力輸出品、ディ―ゼル自動車部品の関税は8年かけて1~1.5%台に減らされることになる。

 李交渉代表は、具体的な内容は法律検討を経て今月末ごろ発表し、署名は年内に行う計画だとした。

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