「必要資金投入し外為市場安定図る」企画財政部長官

【ソウル1日聯合】企画財政部の姜万洙（カン・マンス）長官は1日、「外国為替市場と株式市場への政府対応策がある程度効力を発揮したのではないかと思う」と評価した後、今後も外為市場に必要なだけの資金を投入し安定させていく方針を示した。ソウル市内で開かれたハンナラ党との金融関連の政府・与党会議であいさつしたもの。
　姜長官は外為市場に関し、1年内の流動負債2200億ドル程度のうち約半分が外資銀行の本店・支店間取引によるものだとし、構造的に危険な水準ではないと強調した。「いかなる状況でも金融機関などが資金不足に直面することがないよう、政府と韓国銀行が必要時、需要に合わせた供給に最善を尽くす」と述べた。