1400割れを示す証券先物取引所のモニター=30日、ソウル(聯合)
1400割れを示す証券先物取引所のモニター=30日、ソウル(聯合)
【ソウル30日聯合】約7000億ドルの公的資金投入を可能にする米金融安定化法案が下院で否決されたことを受け、国内証券市場も暴落の様相を見せている。
 世界金融市場の混乱を収束させるために不可欠とされていた金融安定化法案が否決され、29日の米株式相場は急落、ダウ工業株30種は777.68ドル安と過去最大の下げ幅を記録した。

 これを受け、30日の韓国総合株価指数は前日終値比72.39ポイント急落の1383.97で取り引きを開始した。総合株価指数が場中に1400ポイントを割り込んだのは今月18日以来となる。また金融市場の不安が広がり、国内証券市場で外国人投資家らが大挙し売りに出ている。有価証券市場と店頭株市場のコスダックも、全銘柄が4~6%以上の急落をみせている。

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