西帰浦港に入港したロシア警備艦の乗務員=29日、済州(聯合)
西帰浦港に入港したロシア警備艦の乗務員=29日、済州(聯合)
【済州29日聯合】韓国・ロシア海上合同訓練が29日、済州・西帰浦沖で4日間の日程に入った。韓国側からは海洋警察庁の林昌洙(イム・チャンス)南海地方海洋警察庁長を団長に、3000トン級1隻、1500トン級2隻の警備救難艦、ヘリ、高速ボート、特攻隊が参加する。ロシア側からは、国境庁所属の2000トン級、300トン級艦がそれぞれ1隻ずつ投入される。違法船舶の追跡、拿捕(だほ)犯の鎮圧と人質救出、人命救助、火災消化などの訓練を行い、有事の共同対応能力を育てる方針だ。
 韓国海洋警察とロシア国境庁は1998年9月に締結した協力約定により、2001年から毎年警備艦艇の交換訪問と合同訓練を実施してきた。

Copyright 2008(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0