黄元秘書は、金正日(キム・ジョンイル)総書記の健康悪化説後の北朝鮮情勢の変化について問われると、金総書記に何かあっても北朝鮮政権の崩壊にはつながらないため大きな意味はないと切り捨てた。北朝鮮体制の特徴上、金総書記の席に誰が座ろうとも統治は可能だとする。北朝鮮の命脈は中国が握っており、その中国は北朝鮮の領土や主権に対しては全く関心がなく、北朝鮮体制の現状維持だけに関心を持っているという。「中国は北朝鮮に資本主義体制が入ることを、自国の体制維持にマイナス影響を及ぼすと判断しており、中国は南(韓国)侵を許さないだろうが、北侵も認めないだろう」と説明した。
また、黄元秘書は、自分自身も北朝鮮体制から離れて10年たち現在の実情をよく分かっていないこともあり得るとしながらも、韓国の北朝鮮専門家やメディアが北朝鮮の実情を基本的に誤って理解していると指摘した。
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