李大統領とメドベージェフ大統領は29日の首脳会談で、両国関係を既存の「相互に信頼する包括的な同盟者関係」から「戦略的パートナー関係」に引き上げるものとみられ、その場合、両国間に韓中と同等の関係が築かれることになる。これまで韓ロ関係が経済や文化に焦点を当てていたとすれば、今後は政治、外交、安保、エネルギー、資源、科学技術分野などにまで交流の幅が広がる見通しだ。
「相互に信頼する包括的な同盟者関係」は1999年の金大中(キム・デジュン)元大統領のロシア訪問時に合意したもので、10年近くが経ち関係格上げの必要性が提起されていた。外交関係者は、「朝鮮半島周辺4強国のうち、米国や日本、中国に比べロシアとの関係がおざなりになっていたとの反省があり、ロシア側の不満もなくはなかった」と話している。
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