【ソウル26日聯合】李明博(イ・ミョンバク)大統領は5日に行われたロシアメディアとのインタビューで、「南北は相互をどのようにして武力で放棄させるかでなく、互いを認め合いながら非常に率直な対話を通じてともに発展しなければならない」と述べ、北朝鮮と正直かつストレートに話し合う姿勢を強調した。インタビューは、28日から4日間の日程で予定されている李大統領のロシア公式訪問に先立ち青瓦台(大統領府)で行われたもので、ロシアのイタルタス通信、イズベスチヤ、ロシアテレビが参加した。インタビューの内容は26日にロシアで比較的大きく報じられたと青瓦台は伝えている。
 李大統領はその席で、南北関係は新たな次元に突入したようだと診断。「問題は北朝鮮が核兵器を保有するようになったことであり、最大のポイントは北朝鮮の核をどのように放棄させるかだ」としながらも、南北は結局は協力し、平和を維持すべき絶対的理由があると述べた。続けて、「統一は後の問題で、まずは北朝鮮の暮らし向きが改善するよう支援していく」とし、そうした次元で北朝鮮が開放されねばならず、開放前に核を放棄すべきだという段階的側面で説得していると説明した。
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