【ニューヨーク24日】韓米財界会議の会長を務めるシティバンクのローデス会長をはじめ、ゴールドマン・サックスやボーイング、キャタピラー、マイクロソフト、メットライフなど主要企業の代表20人余りが、韓米自由貿易協定(FTA)の迅速な批准同意を求める公開書簡を米国議会に送る。国連総会出席のため米ニューヨークを訪れた韓昇洙(ハン・スンス)首相と24日にシティバンクで会合を行った後、ペロシ下院議長ほか民主、共和の両党指導部とともに決定した。国務総理室関係者が明らかにした。書簡は、韓米FTAの経済的、戦略的重要性を考慮すると、年内に米国議会が批准同意を実施するべきだとする内容を盛り込む。
 韓首相はこの会合で、韓国はすでに李明博(イ・ミョンバク)大統領が韓米FTA批准同意案の国会提出時期を検討しているのに対し、米国では進行していないことを指摘し、韓米FTAは両国経済ともに利得となるものなだけに批准同意に向け財界が協力し支持してほしいと求めた。

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