【ソウル22日聯合】統一部の金夏中(キム・ハジュン)長官は22日の国会外交通商統一委員会で、教科書に「太陽政策」と「和解協力政策」を併記することを教育科学技術部に建議すると明らかにした。
 金長官は、委員会で「太陽政策」の代わりに「和解協力政策」を使用する内容の教科書改正意見を統一部が教育科学技術部に提示した事実が公開され、議論が起こるやこうした方針を示した。「太陽政策」は、金大中(キム・デジュン)政権で対北朝鮮和解協力政策の別称として使われた用語。

 金長官は議員らの質問が続くと、「特に下心があるわけではなく、北朝鮮は元から『太陽政策』という用語に拒否感を示しており、金大中政権時の2000年秋からすべての公式文書に『和解協力政策』と記録していた」と説明した。統一教育院の実務者が教育科学技術部に意見書を出す際、これを参照したようだとしている。

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