【ソウル28日聯合】韓国原子力統制技術院(KINAC)が開発した、カナダ型加圧重水炉(CANDU)原子力発電所の使用済み核燃料に対する検証装備が、国際原子力機関(IAEA)の認証を獲得した。
 教育科学技術部は28日、KINAC安全措置チームのチェ・ヨンミョン博士率いる研究チームが開発した装備が先月、IAEAから査察活動への活用可能を意味する「カテゴリーA」認証を与えられたと明らかにした。従来の装備は使用済み核燃料を貯蔵プールに移動するプロセスが必要で、核燃料の破損など安全性に対する懸念が指摘されていたが、この装置は核燃料の移動なく検証でき、その時間も危険度も画期的に改善されている。

 同部は、認証獲得により国内の安全措置関連技術の開発力は世界的な水準だと証明したことになると評価した。査察装備の国産化と輸出販路の開拓、関連製品の商業化に向けた足がかりを築いたという意味があると説明している。

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