国会官報にまとめられた財産登録内容=28日、ソウル(聯合)
国会官報にまとめられた財産登録内容=28日、ソウル(聯合)
【ソウル28日聯合】国会公職者倫理委員会は28日、第18代国会議員のうち新規財産登録の対象となる161人の財産内訳を公開した。それによると、議員1人当たりの平均財産申告額は31億7300万ウォン(約3億3991億円)と集計された。これは第17代国会の新規財産登録当時(11億700万ウォン)に比べ約3倍、第16代国会(16億1700万ウォン)に比べ約2倍に上る。
 申告財産が30億ウォン以上の議員34人のうち、50億ウォン以上を保有する資産家は18人に達し、1位は823億2700万ウォンを申告したハンナラ党の趙鎮衡(チョ・ジンヒョン)議員だった。一方、民主党の金世雄(キム・セウン)議員はマイナス2億1500万ウォンを申告し、最も財産が少なかった。財産が2億ウォン未満と申告した議員は合計7人だった。

 議員1人当たりの平均申告額を政党別に見ると、創造韓国党が58億6000万ウォン、ハンナラ党が35億100万ウォン、無所属が30億9100万ウォン、民主党が29億7400万ウォン、自由先進党が18億8600万ウォン、親朴連帯が13億6500万ウォン、民主労働党が2億1900万ウォンと集計された。

 今回の新規財産登録は初当選議員134人、第17代国会議員選挙に落選または不出馬し、第18代国会議員に再当選した27人が対象となった。

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