【ソウル28日聯合】昨年の海外建設工事が、原油価格の急騰でオイルマネーが集まる中東地域を中心に大幅に拡大した。
 統計庁が28日、建設業統計調査の結果、2007年の海外建設工事額は16兆1390億ウォン(約1兆7290億円)で2006年に比べ69.0%増加したと明らかにした。工事額全体に海外部門が占める割合も2006年の5.9%から昨年は8.9%に拡大した。特に中東地域の場合、昨年の工事額は8兆7900億ウォンで前年から107.6%の急増となり、工事額全体に中東地域が占める割合も2.6%から4.8%に伸びた。統計庁関係者は、昨年はGS建設がオマーンで1兆ウォンを超える工事を進めるなど、国内建設業者が中東地域の精油施設投資に積極参入した結果だと説明した。

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 昨年の建設工事額は総額181兆6570億ウォンで、前年比12.7%増加した。このうち国内部門は165兆5190億ウォンで9.1%増えている。内訳は公共部門からの発注が57兆4110億ウォンで7.7%増、民間部門は107兆5850億ウォンで9.8%増だった。

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