【ソウル25日聯合】米国系ファンドのローンスターと英銀行大手HSBCが結んだ韓国外換銀行の売買契約について、政府が来週から承認可否の審査に入る。金融委員会関係者が25日に明らかにした。ローンスターとHSBCが今月末に迫った契約有効期限を延長することが確実とみられるなか、ローンスターに対する2003年の外換銀行廉価売却事件の一審判決が出た後、政府は承認可否を決定する計画だ。金融委員会関係者によると、政府はHSBCが昨年12月に外換銀行の買収認可を申請した際に提出した資料を補完、再提出させる方法で審査を始めるという。
 外換銀行廉価売却事件の裁判は年内に一審判決を出すことを目標に進められており、早ければ9月にも判決が下されるとの見方もある。一審で無罪が出ても有罪が出ても、当時ローンスターが介入した事実が明らかにならなければ、政府はHSBCの外換銀行買収を承認する方針だ。

Copyright 2008(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0