メキシコ捜査当局が24日に明らかにしたところによると、男性2人と女性1人は旅券を所持せず偽の住民登録番号を供述するなどしており、早い段階から韓国人ではないと見られていたが、調べのなかで自身が朝鮮族だと認めた。残る2人は韓国人密入国ブローカーの可能性があるとして、移民局の協力を得て調べを進めている。ただ、5人は密入国の事実を強く否定していると伝えられた。
このため、当初は現地時間24日午後に終わると予想されていた捜査は、当面の間続くことになりそうだ。韓国への身柄引き渡しは韓国国籍者2人だけで、時期も先送りとなる。
現地の観測筋らは、韓国人密入国ブローカー2人が中国籍の朝鮮族3人から金を受け取り、メキシコ密入国組織を通じ米国に入国させようと試みたが、あっ旋費用をめぐるもめ事となり起きた事件ではないかとみている。
これに関連し外交通商部は会見で、5人の身元と国籍について具体的な確認作業を進めていると述べた。
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