【ソウル24日聯合】ハイニックス半導体は24日、生産設備合理化のため、米オレゴン州ユージンで200ミリウエハーを生産する米法人を稼動中断すると明らかにした。ただちにウエハー投入を中断し、9月末までにすべての活動を停止する。
 DRAMなどのメモリー産業で、200ミリウエハー生産設備では競争力を維持することは困難となったため、200ミリ生産の割合を大幅に減らし300ミリへのシフトを加速させる考え。同社は、コスト削減と流動性確保のためにも、赤字計上の主因となっている200ミリ生産設備を段階的に整理し300ミリ生産設備に早期にシフトすることが、全メモリー事業の主要課題の1つだと説明している。

 ハイニックスは、200ミリウエハー生産設備を昨年末の約50%水準から年内に約35%水準まで縮小する計画だ。昨年9月には中国・無錫工場の200ミリ生産施設でも装備を現地企業に売却した。ユージン工場も半導体メーカーに売却するか、建物と土地、装備を分離し売却するかなど多角的に検討しているという。

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