【ワシントン23日聯合】米国務省によると、ライス国務長官は23日にシンガポールで朴義春(パク・ウィチュン)北朝鮮外相と会い、北朝鮮が提出した核計画申告書に対する検証体制の確立など、検証策を履行するよう直接働きかけた。
 東南アジア諸国連合(ASEAN)地域フォーラム(ARF)のためシンガポールを訪れているライス長官は、非公式の6カ国協議外相会合終了後、朴外相へと近づき、北朝鮮核の検証合意に対する完全な履行を強調するとともに、日本人拉致問題の解決に向け日本と対話するよう促した。

 ライス長官が北朝鮮の対外政策を総括する北朝鮮外相に会うのはこれが初めて。2国間会談ではなく非公式6カ国外相会合の枠組みの中で行われたとはいえ、最近北朝鮮が核計画申告書を提出し米国も北朝鮮へのテロ支援国指定解除の方針を示すなど、両国関係が急進展する兆しを見せる中とあって注目を集める。

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