【ソウル23日聯合】北朝鮮の食糧事情は米国の食糧支援とジャガイモや麦類の収穫で「最悪の状況」を乗り切り、秋の収穫前に餓死者が発生する可能性はまったくないと、世界食糧計画(WFP)のアジア地域責任者が明らかにした。米国の自由アジア放送(RFA)によると、インタビューでこの責任者は、米国など外部からの食糧支援がなければ大きな問題になることもあったとした後、「都市の貧しい住民が1日3食食べるところを2食に減らすなど消費を減らすことはありえるが、餓死や飢饉(ききん)という状況までいかないのは確実だ」と述べた。今秋のコメとトウモロコシの作況に自然災害がどれほどの影響を及ぼすかが、北朝鮮の食糧事情で最大の変数だとしている。

Copyright 2008(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0