【ソウル23日聯合】海外に自動車工場を置く現代自動車と起亜自動車が、上半期に75万台近くの車両を現地で生産し、半期の実績としては海外生産が始まった2001年以降で過去最多を記録した。
 韓国自動車工業協会が23日に明らかにしたところによると、1月から6月までに現代自は56万9612台、起亜自は17万9790台の自動車を海外で生産した。現地生産台数は74万9402台に達し、昨年上半期の57万7924台から29.6%伸びた。

 現代自の場合、第2工場を今年建設したインドや中国などでの生産増の効果が大きい。中国では前年同期比55.4%増の17万9503台、インドでも37.1%多い21万5598台をそれぞれ生産した。トルコでは昨年上半期の4万2600台から今年は4万4270台に増えている。その半面、米国での生産台数は振るわなかった。昨年上半期は14万2200台だったが、今年上半期は8.4%減り13万241台にとどまった。

 起亜自では、スロバキア工場で前年同期比66.7%急増の10万8000台を記録したのが目を引く。中国でも7万1790台と、28.9%増えた。

 現代・起亜自グループ関係者は「現代自のインドと中国での生産増加は工場増設に力を得た部分が大きく、起亜自のスロバキアでの生産増大は欧州向け戦略車種の『シード』の需要が拡大したため」と説明した。米国での生産減少は中大型のスポーツタイプ多目的車(SUV)の需要萎縮が主因と分析している。

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