【シンガポール22日聯合】6カ国協議で韓国首席代表を務める金塾(キム・スク)朝鮮半島平和交渉本部長は22日、北朝鮮の核計画申告検証システムに関連し「北朝鮮はすでにシステム草案を受け取っている」と明らかにした。
 シンガポールで米国首席代表のヒル国務次官補(東アジア担当)と会合した後、記者らに対し述べたもので「ボールは北朝鮮のコートに入っている」と強調した。これに関連しある外交消息筋は、先ごろ北京で開かれた6カ国首席代表会合で、検証システムの細部事項を盛り込んだ草案を北朝鮮側に伝達しており、現在は回答を待っていると話している。

 金本部長はまた、ヒル次官補との会合では、どのようにすれば検証システムを最大限に早く構築できるかなど主に検証問題について話し合ったと紹介した。米国は北朝鮮に対するテロ支援国指定解除が発効する8月11日までに検証システムを構築し、検証活動を開始する必要があるとの立場だ。

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