【シンガポール22日聯合】東南アジア諸国連合(ASEAN)と韓国、日本、中国が参加するASEANプラス3(韓日中)外相会議が22日午後、シンガポールで開幕する。域内情勢と自由貿易協定(FTA)などの懸案について意見が交わされる。
 ASEANが主軸となる多国間外交の舞台だが、検証案作りに入った北朝鮮の核交渉と北東アジア多国間安保体制の構築、北朝鮮・金剛山で発生した韓国人観光客射殺事件、独島問題などの議題を考慮すると、朝鮮半島問題が主要議題になることが予想される。

 ASEANプラス3体制は1997年にスタートし、東アジア地域協力の求心体の役割を果たしている。参加国は今回の会議で、昨年行われたASEANプラス3首脳会議で採択された「東アジア協力の第2共同声明」と「事業計画」の履行案を話し合うと伝えられる。

 こののほか、豪州、ニュージーランド、インドを含めた16カ国が同日午後に東アジア首脳会議(EAS)外相会議を開き、食糧とエネルギー安保、国際金融問題など主要懸案について話し合う。

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