【ソウル20日聯合】この数年、若者を中心に日本の居酒屋風の飲食店が人気を集め、これに伴い日本酒の輸入も急速に拡大している。
 関税庁が20日に明らかにしたところによると、上半期に日本から輸入した日本酒は752トン、259万1000ドル相当だった。昨年上半期と比べ輸入量は46.1%、輸入額は73.8%急増した。この増加率は、これまで高級志向の代名詞とされていたフランスワインを上回る。上半期に韓国の最大のワイン輸入先フランスから輸入したワインは2754トンで前年同期比14%減、金額は3769万ドルで43.7%増だった。

 日本酒の輸入量は、2005年の526トンから2006年には851トン、昨年は1275トンと初めて1000トンを超えた。日本酒を楽しむ人が増え高級品の需要も拡大し、昨年は輸入量が48.1%増えたのに対し金額は54.3%伸びている。さらに今年上半期も輸入額の増加率が輸入量増加率を大きく上回っている。

 日本酒は分類上、国産清酒と同じように扱われる。このほど国税庁が家庭用、大型小売店用などの用途区分表示を廃止するなど、ワインに比べると規制が緩いほうだ。業界関係者は、最近では高級日本料理店に「酒ソムリエ」が登場するほど人気が高まっていると伝えた。


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