コレールはこのほど、長距離旅行に適したホテル式の寝台車7両、食堂車2両、イベント車1両からなる10両2編成の車両製作を終えた。費用は70億ウォン余り。この列車は釜山を出発、停戦線を越え平壌まで約8時間で走り、北朝鮮の応援団を乗せてさらに22時間かけ北京入りする予定だった。しかし、今年に入り南北関係が冷え込み細部協議が進んでいないうえ、最近、北朝鮮・金剛山観光に参加した韓国人女性が北朝鮮軍に射殺される事件まで発生し、南北応援団のための列車運行が実現しない可能性が高まっている。
コレールは列車運行について、政府側に何度も質問したがこれといった回答はなかったとしている。列車はメーカー側に置かれたままだ。
コレールは北京行きがなくなった場合に備え、この列車を用いて1泊か2泊の日程で全国観光する商品を開発、9月か10月に発売する予定だ。
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