【ソウル18日聯合】スイス・ジュネーブで21日に開かれる世界貿易機関(WTO)の新多角的貿易交渉(ドーハ・ラウンド)非公式閣僚会議に、韓国交渉団が出席する。企画財政部が18日に明らかにした。ラウンド交渉における農業・非農産物分野の細部原則に関する合意を試みるもので、WTO加盟国30~40カ国が参加する。韓国交渉団は金宗フン(キム・ジョンフン)通商交渉本部長を首席代表に、外交通商部、農林水産食品部、企画財政部、知識経済部関係者で構成された。
 政府はこの農業交渉で、開発途上国の特別品目(SP: 食糧安保・農村開発に向けセンシティブ品目より融通性を高めた品目)に対する関税削減・免除の拡大、実効性のある開発途上国特別セーフガード措置(SSM)導入などを通じ、国内農業への影響を最小化する方針だ。開放幅の拡大が韓国に利益となる非農産物分野では、過度な開発途上国優遇措置を警戒しながら、バランスのとれた交渉結果を導出したい考えだ。

Copyright 2008(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0