【ソウル16日聯合】統計庁が16日に発表した6月の雇用動向によると、先月の失業率は3.1%で、前年同月から0.1ポイント改善した。一方、青年層の失業率は同0.6ポイント悪化し7.8%となった。
 また先月の就業者数は2396万3000人で、前年同月から14万7000人(0.6%)の増加にとどまった。就業者数の増加幅は昨年8月から今年2月まで7か月連続で20万人台にとどまり、3月は18万4000人、4月は19万1000人、5月は18万1000人と10万人台に落ち込んだ。政府が7月に下方修正した、就業者増加予測値の20万人を下回る状態が続いている。

 就業者数を年齢別に見ると、15~29歳では11万4000人、60歳以上では3万7000人減少したが、その他年齢層では増加を示した。産業別では、事業・個人・公共サービス業(33万人)は増加した一方、建設業(マイナス6万1000人)、農林漁業(マイナス5万4000人)、卸・小売と飲食・宿泊業(マイナス3万6000人)、製造業(マイナス3万3000人)、電気・運輸・通信・金融業(マイナス1000人)などでは減少した。

 雇用率は60.5%で前年同月比0.3ポイント下落した。経済活動人口は2472万7000人で前年同月比13万4000人(0.5%)増加し、経済活動参加率は62.5%で0.3ポイント下落した。非経済活動人口は1485万4000人で26万9000人(1.8%)増えている。

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