【ソウル16日聯合】対北朝鮮強硬論を掲げる米国のレフコウィッツ北朝鮮人権特使が、北朝鮮・開城工業団地の訪問計画を進めている。
 政府消息筋は16日、レフコウィッツ特使が22日に開城工業団地を訪問するため訪朝申請を行ったと明らかにした。ただ、開城工業団地の訪問には通常4週間前に申請する必要があるため、北朝鮮から招請状が発行されるかどうかは不透明だ。同氏が対北朝鮮強硬論者として有名という点からも訪朝が受け入れられるかは未知数とされる。

 レフコウィッツ特使は開城工業団地労働者の給料・労働環境に疑問を呈し、6カ国協議を北朝鮮の人権問題と絡めて進めるべきだと主張するなど、北朝鮮の人権状況を正面から批判してきた。2006年6月にも開城工業団地の訪問を申請し北朝鮮から招請状を受けたが、7月5日に北朝鮮が長距離ミサイルの試験発射を行い情勢が不安定になったことから、訪朝を無期限延期した。

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