金剛山事業所長が聯合ニュースの電話取材に応じたところによると、現在、海水浴場は立ち入りを遮断し、同事業所長らが状況の把握に努めている。観光客らは現在の状況を詳しくは知らずにおり、動揺せず食事を取るなど予定通りの旅程を過ごしているという。
金剛山海水浴場は10日に海開きし、韓国人観光客らはビーチホテルやキャンプ場テントなどに宿泊し海水浴場を利用していた。テント宿泊客は午後10時ごろまで自由に散歩することが可能だったという。
現代峨山は「日ごろ観光客には軍事制限地域に入らないよう数度にわたり呼びかけているが、こうした事故が発生し衝撃を受けている。まずは観光客の要望に応え日程を進め、全員を無事撤収させる」と話している。
一方、李明博(イ・ミョンバク)大統領は観光客死亡事故の知らせを受け、哀悼の意を示すともに、徹底した真相の糾明を指示した。
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