第18代国会開会式で、宣誓する議員ら=11日、ソウル(聯合)
第18代国会開会式で、宣誓する議員ら=11日、ソウル(聯合)
【ソウル11日聯合】第18代国会開会式が11日午後、ソウル・汝矣島の国会議事堂本会議場で行われた。与野党は本格的な国会活動に向け、近く院構成交渉を開始する。
 金炯オ(キム・ヒョンオ)国会議長は開会のあいさつで「大韓民国の生存と繁栄、成熟した民主主義、国民の幸福のために働くという覚悟を固めよう」と呼びかけるとともに、国会の新たな任務に、先進化、時代の変化を反映した憲法改正、立法部の地位と役割の向上を掲げた。特に、憲法改正に向け「憲法研究者諮問委員会」を、国会の常時運営と国政監査制度の改善などに向け「国会制度改善諮問委員会」を、それぞれ国会に設置すると明らかにした。

 第18代国会は紆余(うよ)曲折の末、任期開始から43日目にして開会を迎えた。しかし今後の院構成交渉では、常任委員長構成の配分だけでなく法制司法委員長の選出でも与野党の対立が予告されており、国会が正常に運営されるには相当の困難があるものと思われる。また、先に新たに任命された長官内定者らに対する人事聴聞会でも激突が予想される。

 一方、与野党はこの日の本会議で、日本の文部科学省が中学校社会科教科書の新学習指導要領解説書に独島領有権を明記することを検討していることを強く批判し、日本の独島領有権主張中断を求める決議案を採択した。


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