【釜山10日聯合】経済協力開発機構(OECD)の第3回世界フォーラムが、来年10月27日から30日まで釜山で開催されることが決まった。
 このフォーラムは統計、知識、政策に関する国際フォーラムで、昨年12月に第3回フォーラムの韓国開催が決定してから、釜山とソウル、済州で招致戦を繰り広げてきた。釜山市が10日に明らかにしたところによると、同日の最終審査で釜山が開催地に選ばれた。OECDと韓国統計庁の共同主管で、釜山展示コンベンションセンター(BEXCO)で開催されることになる。

 フォーラムには各国政府のトップと国連、世界銀行、国連開発計画(UNDP)、欧州中央銀行、国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)など国際機関の代表者、IBMやグーグルなどグローバル企業の最高経営者、ノーベル賞受賞者ら、150カ国余りから1500人以上が出席する予定だ。著名人による発表や討論を通じ、「持続可能な発展」と「生活の質向上」「気候変動対策」など人類社会の発展に向けた世界レベルのイシューが話し合われる。また、国連ミレニアム開発目標に代わる社会発展度の測定指標作成問題も議論される予定だ。

 釜山市は、政府主管行事としては最多の外賓を迎える国際会議になると説明、フォーラム招致で30億ウォン(約3億2000万円)に達する経済波及効果のほか、市の知名度アップの効果も期待する。

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