【北京9日聯合】北朝鮮と米国が核開発計画申告書の内容について「完全かつ正確」な形で検証するという基本原則に合意したと伝えられた。北朝鮮は検証団の寧辺訪問と核関係者らに対するインタビュー、検証に向けた追加書類の提供なども受け入れたという。
 6カ国協議消息筋が9日、米朝首席代表のヒル国務次官補(東アジア担当)と金桂寛(キム・ゲグァン)外務次官は8日と9日に相次ぎ接触し、このように意見を一致させたと伝えた。ただ、検証のための装備搬入や現場訪問の事前告示期間などでは見解に溝があり、検証主体や期間、費用分担などでも具体的な話し合いが必要な事項が残っているとした。その上で、ヒル次官補は検証システムの構築にかなりの自信を持っている様子だったと伝え、米朝協議の結果が肯定的なものだったことを示唆した。

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